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国連安保理、ダーイシュによるイラクでのテロ攻撃を非難

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09 Dec 2021 03:12:14 GMT9
09 Dec 2021 03:12:14 GMT9
  • 1週間の間にバスラと北部で攻撃があり、死亡・負傷者は数十人に上る
  • 理事国はテロ(特にダーイシュ)との戦いでイラク支援継続を確認

アラブニュース

国連安全保障理事会は8日、イラクで最近起きたテロ攻撃を厳しく非難した。攻撃による死亡・負傷者は数十人に上り、ダーイシュが犯行声明を出している。

12月7日にバスラで起きた爆発では少なくとも4人が死亡し、20人が負傷。一方、3日のイラク北部の攻撃では少なくとも13人が死亡した。

安保理事国は犠牲者の家族に哀悼の意を表するとともに、負傷者の早期の回復を願った。また、「イラクの独立・主権・連帯・領土保全・民主プロセス・繁栄」を引き続き支援するとあらためて表明した。

そしてすべての国に対し、「これらの非難されるべきテロ行為の実行者や組織、資金提供者」に裁きをもたらすため、イラク政府に「積極的に」協力するように呼びかけた。そうした協力は国際法や国連決議に基づく責任でもある、と理事国は強調した。

理事国は「すべてのテロ行為は犯罪であり、動機や場所、実行者にかかわらず、いかなる時も正当化はできないと繰り返した」という。

安保理は、テロ(特にダーイシュ)との戦いにおいてイラクを引き続き支援すると誓い、「すべての国が、国連憲章のほか、人権・難民・人道に関する国際法に基づき、テロ行為による国際平和や安全保障への脅威にあらゆる手段で対抗する必要性を再確認した」という。

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