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イランでオミクロン株が初めて検出される
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20 Dec 2021 02:12:46 GMT9
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- この発表は、科学者らが世界保健機関に対して懸念すべき変異株に指定するよう警告を発して1ヵ月も経たないうちに、この変異株が世界中に広がる中で出された。
テヘラン：イランで、コロナウイルスの新たなオミクロン変異株の初の感染例が検出されたと、19日、国営テレビが報じた。
この発表は、科学者らが世界保健機関に対して懸念すべき変異株に指定するよう警告を発して1ヵ月も経たないうちに、この変異株が世界中に広がる中で出された。イランでは、人口約8500万人のうち約60％がコロナワクチンを2回接種している。
コロナウイルスにより、イランでは13万1000人以上が死亡し、中東で最悪の死亡率となっている。8月24日だけでも、709人がこの病気により死亡した。ここ数ヵ月はワクチン接種により、死亡者数は減少していると、専門家らは言う。
イランはここ数週間で、ワクチン接種を加速させた。5000万人以上のイラン人が2回目の接種を受け、350万人が3回目の接種を受けている。
8月下旬にイブラヒム・ライシ大統領が政権を発足させた時点では、わずか700万人しかワクチン接種を受けていなかった。
イランは一般的に中国製のシノファームのワクチンを使用しているが、ロシアのスプートニクVや英国とスウェーデンの製薬会社、アストラゼネカ製のワクチンも使われている。
イランの当局者らは、2回のワクチンを接種した人に対し、可及的速やかに3回目の接種を受けるよう促した。
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