
アラブニュース
カイロ:サーメハ・シュクリ・エジプト外務大臣は12日、「エジプトは相互尊重と共通の利益に基づいて関係を確立しているが、決して条件付きではない」と述べた。
シュクリ外相は「エジプトはその点について何度も確認している」と述べ、エジプトも各国の内政に不干渉であり、国連の規則や憲章、国際規範に従って関係を確立している、と付け加えた。
この発言は、エジプトを初めて訪問したドイツのアナレナ・バーボック外相と二国間会談を行った後の共同記者会見で述べられたものだ。
また、シュクリ外相は、エジプトは「自国の安全と国境を守る」ためにドイツに頼り、軍備の必要性を満たしていると付け加えた。
シュクリ外相は、「軍事的に強いエジプト」が地域とヨーロッパ全体のさらなる安全と安定の達成に貢献してきたと強調した。
また、同氏は2016年9月以降、ヨーロッパ諸国が強い懸念を持つヨーロッパへの不法移民対策にエジプト海軍が尽力している点を高く評価した。また、軍備により、エジプトの治安部隊はテロと戦うことができるようになった。
一方、バーボック外相によると、ドイツは武器を輸入している国々へのドイツ製武器の輸出を制限する政策を策定中で、法律も制定中だという。