
サイード・アル・バタチ
アル・ムッカラー:報告によると、過去24時間にイエメンの中心都市マアリブの郊外で政府軍との激しい戦闘があり、民兵が弾道ミサイルと無人機を発射し、少なくとも40人のフーシ派戦闘員が死亡した。
現地の軍関係者が25日にアラブニュースに語ったところでは、連合軍(イエメンにおける正統性回復のための連合軍)から航空支援を受けた政府軍が反政府勢力を数十人殺害した。政府軍はその後、マアリブ南部のアルファレハとアルラダハ山地を含む広範囲を掌握したという。
陸軍部隊と同盟部族の戦闘員は、戦略上の重要都市であるマアリブからフーシ派を押し戻すため、年初以来マアリブ郊外での反撃を強化している。
以前は西海岸に駐留していた政府軍のジャイアンツ旅団は、ハレブ地区を解放後、現在はマアリブ南部のアベディア地区でフーシ派と戦っている。
ジャイアンツ旅団は先月、石油資源が豊富であるシャブワ州をフーシ派から解放した。この戦果により、1年近くフーシ派から攻撃されていたマアリブを守る政府軍への軍事圧力は弱まっている。
住民や現地当局によると、フーシ派が発射したミサイルと爆発物搭載ドローンがマアリブのロウダ地区を襲い、同市の一部が揺れ動くほどの大爆発が起きた。この攻撃による負傷者は出ていない。
マアリブでは昨年初めから、市内進攻を試みた民兵をフーシ派が攻撃するという衝突が続いており、数百人の市民が死傷している。国内避難民はロウダ地区に最も集中しており、現在は200万人以上が居住している。
今回のミサイルとドローンによる攻撃は、タイズ市の政府支配地域であるサレ地区で、フーシ派が市の南端から発射した追撃砲により乳児を含む民間人4人が負傷した翌日に発生した。日曜には更に、タイズ西部のマクバナで、フーシ派の迫撃砲により国内避難民4人が負傷した。