
モハメッド・ナジーブ
ラマッラー:在イスラエル・ウクライナ大使館は、イスラエル人およびその他の市民に対し、義勇軍に登録し、侵攻を続けるロシア軍と戦うよう訴えた。
2月26日に発表された声明には、「ウクライナの主権を守る意欲がある方、ぜひメッセージを送ってください」と書かれている。
大使館は、フェイスブックに以下の文章を投稿した。「ロシアによる侵略に対するウクライナの防衛に参加したいと考えている方への緊急メッセージです。現在イスラエルにいるすべての同胞および関心のあるイスラエル国民やその他の国民へ。当大使館は、ロシアによる侵略に対抗し、共に戦いたいと考える志願兵のリスト作成を開始しました。
「ウクライナの主権を守る覚悟がある方は、ぜひメッセージを送ってください」
投稿にはメールアドレスが記載されており、志願者は自身の情報、パスポート番号、軍人としての資格や経験などを送る。
イスラエルには何十万人ものウクライナ系市民が在住し、一部にはイスラエル国防軍に所属していた人もいる。
ここ数日間で、すでに志願して戦いに参加している数名のウクライナ国籍を持つイスラエル人が、ウクライナでマスメディアからのインタビューを受けている。
「今回の声明は、現実的というよりも精神的なもので、イスラエルがウクライナの味方だということをロシア側に認識させる目的だ」。政治アナリストのマジディ・アル・ハラビ氏は、アラブニュースにこう語った。