モハメド・アブ・ザイド
カイロ:ロシア政府に対する国際的制裁措置の一環として、米国がエジプトに対しロシア船舶のスエズ運河通行を禁止するよう求めたというソーシャルメディア上の報道を、スエズ運河庁長官が否定した。
オサマ・ラビエ氏は、海上航行法は「政治的な動向の変化や戦争の影響を受けるものではありません」と述べ、スエズ運河は「世界全体のものであり、中立です」と言い加えた。
国家間の政治状況を理由にスエズ運河を通過する船舶の運航を妨げることは、1888年のコンスタンティノープル条約のもとで禁止されていると、ラビエ氏は述べた。