
京都: ウクライナの首都キエフのビタリ・クリチコ市長は、京都市の門川大作市長との6日のオンライン会談で、ロシアが民間人の大量殺人を行っていると非難した。
クリチコ市長は、ロシア軍の撤退後にキエフ周辺地域で女性や子どもの遺体が見つかったことに触れ、大量虐殺だと訴えた。
キエフ市と京都市は姉妹都市関係にある。
クリチコ市長は、戦争がどれだけ長く続くか分からないとして、長期保存が可能な食料や医療物資などの支援を要請した。
またクリチコ市長は、遠い所で戦争が起きていると考えず、ウクライナのために積極的に行動してほしいと門川市長に話した。
門川市長は「両市は8000キロメートル離れているが、心はすぐそばにある」と応えた。
また「姉妹都市として、全国に呼び掛けてあらゆる支援を提供していく」と付け加えた。
会談は予定の20分間を大幅に過ぎて1時間にわたり行われた。
京都市は日本に避難してきた人の受け入れを含むウクライナ人への支援を実施している。
時事通信