
テヘラン:土曜日、イラン南東部の検問所で、武装集団の襲撃により、イスラム革命防衛隊(IRGC)の将軍の護衛が殺害された。国営メディアが報じた。
国営イラン通信(IRNA)によると、銃撃はパキスタンやアフガニスタンと国境を接するシスタン・バルチスタン州で発生した。同州では、治安部隊と武装集団の間で攻撃や衝突がしばしば発生しているという。
殺害された護衛は、同地域のIRGCの司令官、パルビズ・アブサラン将軍の息子、マフムード・アブサラン氏と確認された。
国営テレビは、州都ザヘダンの入り口にある検問所で「犯罪者」が発砲したと伝えた。
IRNAによると、治安部隊はこの攻撃の背後にいる者を逮捕した。
貧困にあえぐ同州は、密輸組織や少数民族バルーチ族の分離主義者、過激派武装勢力たちの衝突が絶えない。
1月、国営メディアは、同地域での「武装犯罪者」との衝突で死亡した9人には、IRGC隊員3人が含まれていたと発表した。
また、昨年11月にはIRNAが、同じくシスタン・バルチスタン州で治安部隊の3人が同様の状況で殺害されたと報じていた。
土曜日の銃撃事件は、イランがシスタン・バルチスタン州でイスラエルのスパイ組織、モサドに関係する3人を逮捕したと発表した2日後に発生した。
AFP