
負傷者らはフーシ派が4日に攻撃を行った際、タイズの住宅街と民間施設内にいた
アラブニュース
イエメンの国営通信・サバ(SABA)が5日に報道したところによると、同国のフーシ派が、国連の仲介による人道的停戦協定に5日間で341回違反し、少なくとも10人が負傷した。
負傷者らはフーシ派が4日に攻撃を行った際、タイズの住宅街と民間施設内にいた。
合計で、タイズで少なくとも65件、マアリブで113件、ハッジャ西部の前線地域で69件、ジャウフとフダイダで共に43件、ダーリウで4件、サアダで3件、アビヤンで1件の違反が報告された。現地の報道によれば、これらは4月30日から5月4日の間に発生したという。
報告された違反行為の内容には、弾道ミサイルや爆弾搭載ドローンなど様々な兵器を用いた攻撃や浸透未遂、武器・兵器の手配、多くの前線における武装勢力の強化などが含まれた。