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イラク北部の戦闘から10,000人が避難、クルド当局
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07 May 2022 01:05:26 GMT9
07 May 2022 01:05:26 GMT9
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ドホーク：イラクのクルディスタン地域当局者によると、10,000人を超える人々が、イラク軍とトルコの非合法組織クルド労働者党（PKK）とつながるヤジディ戦闘員との間の戦闘から避難している。
最新の情報では、その数は、地域当局者が3日に到着したと報告した4,000人の2倍以上となっている。
ヤジディはクルド語を話す非アラブ、非イスラム教少数民族で、2014年にはダーイシュにより虐殺された。
戦闘により、2日、ヤジディ教徒の中心地シンジャール北部でイラク兵1名が死亡した。同地では、分離主義者PKKと同盟を結ぶ地元戦闘員と治安部隊の衝突がたびたび発生している。
危機対応担当のダヤネ・ハモ氏の話では、直近の戦闘で「複数の家族がクルディスタン地域への避難を余儀なくされ」多くはドホーク県に向かったという。
ハモ氏は「3日間でその数は1,711家族、10,261人に達した」と話し、1週間分の食料と生活必需品の供給を受けているとした。
直近の戦闘は1日に始まったが、双方とも相手側が戦闘を始めたと非難している。イラク軍高官は、戦闘により10名以上のヤジディ戦闘員の命が犠牲になったと話している。
イラク軍は、ヤジディ戦闘員とPKK戦闘員の撤退に向け、イラク政府とクルディスタン地域の間で結ばれた協定の適用に努めている。
また、シンジャール地域はPKKの後方基地に対するトルコの空爆の対象とされてきている。トルコはPKKをテロ組織と見なしている。
AFP
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