
モハメド・アブ・ザイド
カイロ: アラブ連合事務総長のアフマド・アブルゲイト氏は、エルサレムの歴史的・法的現状を変更しようとするイスラエルのいかなる試みをも全面的に拒否することを表明した。
アブル・ゲイト事務総長の姿勢は、日曜日にイスラエルのナフタリ・ベネット首相が、自国は「いかなる外的要因にもかかわらず、エルサレムの主権者であり、アル・アクサモスクと同市に関するすべての決定を下す」と発言したことに呼応したものである。
アラブ連合の事務総長は、「イスラム教徒だけに礼拝の権利を制限しているアル・アクサモスクの現状を侵害しようとする試みは、地域の安全と安定を脅かす暴力の連鎖に火をつける恐れがある」と遺憾の意を表明した。
連合事務局の関係者は、アブル・ゲイト事務総長の言葉を受けて、次のように語っている:「東エルサレムとそのイスラム教とキリスト教の聖地に対するいかなるイスラエルの主権絡みの主張は、国際法の明白な違反であり、誰も認めることのない国際的正当性決議の違反である」
同筋によると、アブル・ゲイト事務総長は、「パレスチナの権利を擁護し、パレスチナ国家の首都として東エルサレムを守るパレスチナ人、その指導者、組織の不屈の精神を支持するというアラブ連合の確固たる立場を強調した」ものであるとした。