
アラブニュース
アブダビ:アラブ首長国連邦(UAE)のハリーファ・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン大統領が死去したと、国営通信WAMが13日に報じた。
国営通信の報道では、「大統領府は、5月13日金曜日のハリーファ・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン大統領の死去に対し、UAEとイスラム世界の人々に弔意をあらわします」
アブダビ首長国のムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン皇太子は、UAEが「正義の息子と指導者」失ったと述べた。
「首長国は、善良な息子であり、『能力開化の舞台』のリーダー、祝福された旅の受託者を失いました」と、皇太子が続けた。
「その姿勢、偉業、叡知、雅量と実行力は国の隅々にまで達していました。ハリーファ・ビン・ザーイドよ、私の兄弟、神のご加護により、楽園に入るお許しがありますように」
ドバイ首長国のムハンマド・ビン・ラーシド・アール・マクトゥーム首長は、「私たちの国の大統領であり私たちの旅の指導者、ハリーファ・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン大統領の死去に対し、UAE国民の皆様、アラブとイスラム諸国、そして全世界の人々に、謹んで哀悼の意を表します」と述べた。
「大統領の新しい旅立ちにアッラーのご加護があり、最高位の楽園に入るお許しが出る事を祈ります」
大統領府は13日、40日間の服喪と半旗の掲揚を宣言した。14日からの3日間は公的および民間部門での仕事が休みとなる。
ハリーファ首長は、父の死後アブダビ首長国の第16代首長に即位し、2004年11月、UAEの第2代大統領に就任した。
2022年は、UAEと日本の外交関係樹立50周年記念の年である。