
アラブニュース
リヤド:2ヵ月に及ぶイエメンでの停戦を延長するための関係当事者間での協議が進行中だと、国連のハンス・グルンドベルグ・イエメン担当特使が17日に述べた。
「私は、未解決の課題を乗り越え、2週間後に期限切れとなる停戦を確実に延長するために、当事者との関わりを続けている」と、グルンドベルグ特使は述べた。
アンマンから記者会見を行った国連特使は、「停戦の実施と延長を擁護する国際社会の一貫した強固な支援に感謝している」と述べた。
「サウジアラビアによる支援には特に言及したい」
特使は、4月2日に発効した停戦の結果、「多くのイエメン国民の日常生活に相当良い影響」が出ていると述べた。
特使は、停戦に合意し、「イエメン国民の苦しみを和らげることを優先する」という「勇気ある」措置を取った停戦当事者を称賛した。
「停戦は軍事的には維持されている。この6週間、民間人の死傷者は著しく減少し、戦闘は急激に減少した」と、グルンドベルグ特使は付け加えた。
「これまでアクセスが極めて困難だった一部の最前線の場所を含め、人道的アクセスが増加しているとの報告がある」と、特使は述べた。