
パレスチナ自治区ラマッラー:占領下のヨルダン川西岸地区のジェニンが土曜日早朝、イスラエル軍に襲撃され10代のパレスチナ人が射殺された、とパレスチナ保健省が報じた。
保健省の声明によると、「17歳の少年が殺され、18歳の若者がイスラエル占領軍によるジェニンへの攻撃の銃弾で重傷を負った」とのことである。
イスラエルで襲撃が相次ぎ19名が死亡したことで、緊張が高まる中、ジェニン難民キャンプは一触即発の状態となっている。
先週、イスラエル軍によるキャンプ内での作戦で13名のパレスチナ人が負傷し、イスラエル特殊部隊員1名とパレスチナ人1名も死亡した。
イスラエルのナフタリ・ベネット首相は、そのイスラエル特殊部隊員をノアム・ラズと名付けた。
このパレスチナ人は後に、ザカリア・アル・ズバイディの兄弟であるダオウド・アル・ズバイディと名付けられた。ザカリア・アル・ズバイディ氏とは、パレスチナのマフムード・アッバス大統領のファタハ運動の武装組織のリーダーであり、昨年イスラエルの刑務所から一時的に逃亡した人物である。
この襲撃は、先週イスラエルによるキャンプへの別の襲撃を取材中に殺害されたアルジャジーラのジャーナリスト、シリーン・アブアクラ氏の葬儀で暴動が発生する数時間前に行われた。
殺害されたジャーナリストの葬儀が行われる際、イスラエル警察は、彼女の遺体が埋葬のために搬送されていたエルサレムの病院の敷地に突入し、国際的な反発を招いた。
AFP