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クリスマスで取引の動きが少ないなか、東証株価が上昇

さらに野村證券は、米国株がこの数週間で堅調に伸びているなか、一部のプレイヤーは株売却の機会を伺っている可能性があると続けた。(AFP)
さらに野村證券は、米国株がこの数週間で堅調に伸びているなか、一部のプレイヤーは株売却の機会を伺っている可能性があると続けた。(AFP)
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26 Dec 2023 02:12:56 GMT9
26 Dec 2023 02:12:56 GMT9

東京:先週の米国テック業界株上昇を受け、25日のクリスマスは取引の動きが少ないなかで東証株価が上昇した。

日経平均株価は0.26%増(84.98ポイント増)の3万3254円03銭、TOPIXは0.04%(0.97ポイント)微増し2337.40ポイントで取引を終えた。

野村證券によると、クリスマスに向け取引の動きが少ないなか、米国経済が「ソフトランディング」を成功させ、来年は連邦準備銀行が金利引下げに動くと見た国際投資家全般が株の購入を継続しているという。

25日の月曜日はアジア市場の大半が閉じており、多くの市場がクリスマスのホリデーシーズンにかけて静かな動きになると見込まれていた。

さらに野村證券は、米国株がこの数週間で堅調に伸びているなか、一部のプレイヤーは株売却の機会を伺っている可能性があると続けた。

岩井コスモ証券によると、先週ナスダック(NASDAQ)が伸びを見せたことでハイテク株が買い手を引き寄せる一方、市場のプレイヤーは外国為替市場が比較的安定した状態を取り戻したことを歓迎したという。

「今朝は高値で市場が開けましたが、市場への参加者が限定的ななか、投資家がポジション調整のために売りに動いたことで徐々に売りの圧力が強まっていきました」岩井コスモ証券はそう述べた。

さらに岩井コスモ証券によると、上海株の相対力が東証株価の下支えになったという。

上海総合指数は当初の下落を取り戻し、終値は0.14%(4.04ポイント)増の2918.81ポイントとなった。
台湾加権指数は0.05%(8.21ポイント)と微増し、1万7604.84ポイントで終えた。

主な東証株では、トヨタが0.83%増の2537円、ソフトバンクグループが1.25%増の6099円で取引を終えた。

ソニーグループの終値は1.04%増の1万3120円だった。

任天堂は当初のプラスを失い、0.17%減の6934円となった。三菱UFJフィナンシャル・グループも0.74%下げ、1207円で取引を終えた。

エネルギー開発企業のINPEXは0.29%増の1934円となった。

ユニクロを運営するファーストリテイリングは0.62%と堅調な伸びで、3万5830円で取引を終えた。

AFP

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