Since 1975
日本語で読むアラビアのニュース
  • facebook
  • twitter

イランのイスラエル攻撃で東京株が下落

SPIアセット・マネジメントのスティーブン・イネス氏は、投資家たちは事件の影響を見極めていると語った。(AFP)
SPIアセット・マネジメントのスティーブン・イネス氏は、投資家たちは事件の影響を見極めていると語った。(AFP)
Short Url:
15 Apr 2024 03:04:10 GMT9
15 Apr 2024 03:04:10 GMT9

東京:イランによるイスラエルへの前例のないミサイル攻撃と無人機による攻撃により、東京の株価は下落して始まった。

ベンチマークである日経平均株価は、1.22%(481.67ポイント)下落の39,041.88となり、TOPIXは1.00%(27.68ポイント)下落の2,731.96となった。

4月1日、シリアの首都ダマスカスにあるテヘランの領事館ビルが空爆され、イスラエルがその責任を広く問われたことを受け、イランがイスラエルへのミサイル攻撃や無人機攻撃を行ったため、中東危機の高まりが世界市場の重荷となった。

証券会社のマネックス証券は、「中東情勢の緊迫化により、東京市場は圧力を受けている。今の焦点は、日経平均が心理的なカギとなる39,000円台に乗せた後、バーゲンハンターが株を買い上げるかどうかだ」とコメントした。

SPIアセット・マネジメントのスティーブン・イネス氏は、投資家は事件の影響を見極めていると語った。

「ドローンによる攻撃は大きな話題となったが、世界市場、特に原油価格やインフレ懸念への直接的な影響は控えめかもしれない。しかし、状況は依然として流動的であり、しばらくはヘッドラインリスクが支配的になるだろう」という。

ドル円は153.36円で、日本の通貨単位は過去30年以上での最安値と、金曜日のニューヨーク市場の153.24円近辺で推移した。

ソニー・グループは2.07%安の12,770円、トヨタは1.41%高の3,714円となった。

主要半導体株は下落した。東京エレクトロンは1.80%安の38,790円、アドバンテストは2.44%安の5,870円。

エネルギー開発のインペックスは0.27%下落の2587.5円。ユニクロを展開するファーストリテイリングは1.64%安の4万1470円だった。

AFP

topics
特に人気
オススメ

return to top