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イランの「免責」はもう通用しない=イスラエル首相

イスラエルの利益を繰り返し標的にしているとして、ナフタリ・ベネット首相がイランを批難。(ロイター)
イスラエルの利益を繰り返し標的にしているとして、ナフタリ・ベネット首相がイランを批難。(ロイター)
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30 May 2022 06:05:11 GMT9
30 May 2022 06:05:11 GMT9
  • 首相はイランが自国の利益を度々脅かしていることを批難

エルサレム:イスラエルのナフタリ・ベネット首相は29日、イランは代理組織による攻撃を扇動していることの責任をとらなくてはならないと語った。1週間前には革命防衛隊の大佐がテヘランで暗殺されたが、これはイスラエルの仕業とされている。

世界各地でイスラエル国民に対する襲撃を画策したとしてイスラエルが告発していたハッサン・サイアド・ホダイ大佐は、車の中でバイクの2人組に撃たれて死亡した。手口はイランで核関連の科学者が殺害された事件に似ており、モサドの仕業とされている。

イランの半国営放送局ISNAによると、テヘランの銃撃事件の直後、革命防衛隊がイスラエルの情報機関の職員を見つけて逮捕したという。

情報機関モサドを監督する立場の首相府は、暗殺についてコメントしていない。

しかしながら、29日に閣僚への指示が放送された際、ベネット首相はイスラエルの利益を何度も標的にしているとしてイランを批難した。

「イランの政権は何十年もの間、代理組織やスパイを通じてイスラエルやこの地域に対するテロ行為を実行している。だが、その司令塔であるイラン自体は責任を免れている」と首相は述べた。

「これまでも述べてきたことだが、イランの免責はもはや通用しない。テロリストを財政的に支援したり武器を供与している者、テロリストを送り込んでいる者はすべての代償を支払うことになる」

イランはホダイ大佐の死について報告を誓い、イスラエルを名指しで批難している。

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