
モハンメド・アブ・ザイド
カイロ:エジプト、キプロス、ギリシャは安全保障上の困難と脅威に対処するため合同軍事協力の強化について議論してきた。
これが発表されたのはエジプト主催した第5回会議の期間中で、この会議には3カ国の国防相のほか軍首脳が列席した。
今回の会議では国防協力に関するいくつかの話題と問題について協議したと、エジプトの軍事報道官アルカン・ハルブ・ガリブ・アブデル・ハフェズ中佐は声明で述べた。
エジプト軍の最高司令官であり国防軍事産業大臣のモハンメド・ザキ中将は、キプロスのハラランボス・ペトリディス国防相と二国間首脳会議を開き、両国軍の間の情報と技術の移転と交流について議論した。
ザキ中将はギリシャのニコラウス・パナジオトポロス国防相とも会談し、地域内および国際間の国防の現況と、それが中東と地中海東部の安全保障と安定に及ぼす影響を検討した。
ザキ中将は開会の挨拶で、「エジプト、キプロス、ギリシャの3国間での協力とパートナーシップの手段を支援することの重要性」を強調し、「これが中東と地中海東部地域の安全保障と安定の実現に貢献したとして、近年のエジプト、キプロス、ギリシャの3国間関係で培われた実り多い協力を称賛した。」
キプロスの国防相は、特に各国軍の間での合同演習と経験の交換について、パートナーシップと協力の拡大を支持した。
ギリシャの国防相はエジプトが中東と地中海東部における安全保障と安定の実現に果たす重要で積極的な役割に対して謝意を表明した。
協議の締めくくりに、困難と脅威に対抗するための国防と安全保障での協力を支援し、地中海東部の平和と安定を支持するための、エジプト、キプロス、ギリシャの各国軍による取り組みの枠組みにおいて、共同声明が調印された。