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キプロスの山火事は雨で鎮火 数千エーカー焼失
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26 Jun 2022 04:06:16 GMT9
26 Jun 2022 04:06:16 GMT9
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- 南北キプロスの飛行機、英軍、イスラエル軍が、消火活動の援助の要請に応じた
- 火事は、昨夜降った雨の影響でおおかた鎮火した
キプロス、カンタラ：結局、数千エーカーの土地を焦がし、分裂しているキプロスの北キプロスの村民に避難を強いた山火事を鎮火させたのは、母なる自然だった、と当局者は25日、述べた。
南北キプロスの飛行機、英軍、イスラエル軍が、消火活動の援助の要請に応じた。この火事は21日、キレニア山脈にあるカンタラ地区で発生した。
「火事は……昨夜降った雨の影響でおおかた鎮火した」と、北キプロス・トルコ共和国のウナル・ウステル首相は述べた。この国を承認しているのはトルコ政府だけだ。
「我々は大災害を生き延びた」
犠牲者が出たという報告はないが、北キプロス当局によると、6500エーカー（2600ヘクタール）以上の土地が焼失した。
激しい雨が夜通し降る前の24日、ヘリコプターはまだ、燃えている稜線に水をまいていた。
森林局のセミル・カルザオウル局長は、火事は完全に鎮火し、煙がまだ見える場所では掃討作戦が続行されていると述べた。
ウステル氏は、「消火活動を空から支援したイギリス主権基地領域、イスラエル、キプロス共和国の政権」に感謝の意を表した。
国連平和維持軍は消防対応を調整したと発表した。
キプロスメディアの先の報道によると、少なくとも4つの村の住民が避難した。
イスラエルや、キプロスのイギリス主権基地領域から来た救急隊が、キプロスで頻発する山火事の消火活動に協力することは多々ある。
昨年7月にラルナカとリマソルで起きた火事では、エジプト人農場労働者4人の命が奪われ、1万2000エーカー以上の土地が焼失した。
キプロスは1974年以降分裂している。その年にトルコ軍は、当時のギリシャの軍事政権が支援した軍事クーデターへの対応としてキピロス北部を占領した。
AFP
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