
アラブニュース
イラン・インターナショナルが日曜日に、イランの最高国家安全保障会議に近いウェブサイトを引用して報じたところによると、2015年の核合意復活に向けた米国とイランの協議は、カタールで開催される「可能性が高い」。
ヌール・ニュースを引用したイラン・インターナショナルのウェブサイトによると、カタールは、米国の対イラン制裁を解除するための協議再開に向けて努力しており、「今後カタールが交渉の場を設ける可能性は、他の国よりも高い」。
イラン・インターナショナルによると、ヌール・ニュースの報道は、イランの最高国家安全保障会議長官であるアリー・シャムハーニ氏の見解を反映したものだという。
EUの高級外交官が数ヶ月に及ぶ膠着状態を解消しようとする中、イラン外務大臣は、2015年の核協定の復活に向けた米国との間接協議がまもなく再開すると明らかにした。
ホセイン・アミール・アブドラヒアン外相は「我々は近日中に協議を再開する用意がある。イランにとって重要なのは、2015年の合意の経済的利益を完全な形で受け取ることだ」と述べ、EUのジョゼップ・ボレル外交安全保障上級代表と「長いが前向きな会談」を行ったと付け加えた。
イラン国営放送によると、ボレル氏は土曜日にイランの上級外交官と会談を行っており、EUが核合意の復活をめぐるイランと米国間の膠着状態解消を試みているという。
イランと米国のジョー・バイデン大統領政権との間では、11ヶ月に及ぶ間接協議が行われた。3月には交渉を調整するEUが締結国の外相をウィーンに招待しており、核合意は復活間近と見られていた。
ロイター