
アラブニュース
ロンドン:火曜日に発表されたグローバル・エネルギー・モニターの報告書によると、アラブ諸国における再生可能エネルギー発電プロジェクトは、2030年までに地域全体の目標の92%近くに達するということだ。同報告書によるとアラブ地域では現在12ギガトン以上の風力および太陽光エネルギーが生産されている。
2013年には、2030年までに地域の再生可能エネルギー発電設備容量を12ギガトンから80ギガトンに増やすとアラブ連盟のクリーンエネルギー・イニシアチブで公約されている。
この報告書によると、アラブ諸国は合計73.4ギガトンもの容量の太陽光発電所や風力発電所を建設しており、これはこの地域の現在の再生可能エネルギー生産量のほぼ5倍に相当する。
これらのプロジェクトには、114基の太陽光発電所と45基の風力発電所が含まれる。
また、再生可能エネルギーの生産量は、エジプトが最も多く3.5ギガトン、次いでUAEが2.6ギガトン、モロッコが1.9ギガトン、ヨルダンが1.7ギガトン、サウジアラビアが0.78ギガトンであるとした。
UAEは、実用規模の太陽光発電で2.6ギガトンもの発電能力を持ち、この地域をリードしている。
エジプトはこの地域の風力発電をリードしており、1.6ギガトンもの電力を風力発電所で発電している。
同報告書によると、これらの国々は近い将来再生可能エネルギー生産国のトップになることが予想されるという。