• 水曜日、全国に生中継されたスピーチの中で、彼はエネルギーの安全保障や、多様化、首長国の若者の明るい未来の構築といった問題を強調した。
• 異母兄であるシェイク・ハリーファ氏の死後、第3代UAE大統領に選出されてから2ヶ月後の発言であった。

ダナ・アロマール

ドバイ：UAEのシェイク・ムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン大統領は2日、同国は今後も信頼できるエネルギー供給国としての役割を果たし、エネルギー安全保障への支援を通じて世界経済の成長を後押ししていくと述べた。

現地時間午後6時に地元のテレビ・ラジオ局で生中継された演説で、大統領は、国家経済のさらなる多様化がUAEの将来計画における重要な戦略的焦点であり、200以上の国籍の人々が国家の成長と発展に積極的に貢献していることを付け加えた。

異母兄であるシェイク・ハリーファ氏の死後、大統領に就任して2カ月が経過した今、シェイク・ムハンマド大統領は今後数十年にわたる自国の戦略プランと野心について概要を述べた。彼は、UAEの先進的で持続可能な統合されたエコシステムは、世界中の人々を刺激する存在となっていると述べ、また、これを確実に継続させていくと述べた。

そして、彼の父でありUAE建国時の大統領であるシェイク・ザーイド・ビン・スルターン氏の模範に基づき、今後も人道支援を提供し、世界各地で困窮している地域への援助を拡大することを約束した。また、他国との戦略的パートナーシップを構築することで、UAEの名声を高めていくと付け加えた。

1971年に設立された若い国ではあるが、UAEはこれまで多くのことを成し遂げており、その主な責務は若者の明るい未来を確保することであると、シェイク・ムハンマド大統領は述べた。

「私たちの第一の目標は、UAEとその国民です」と彼は付け加えた。

2004年に亡くなったシェイク・ザーイド氏は、UAEを設立する際にUAEのために強固な基礎を築いたと、シェイク・ムハンマド大統領は述べ、また、UAEはその地位を維持し、さらに多くのことを達成するために努力を重ねるだろうと述べた。