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イスラエル人権団体、「アパルトヘイト」に抗議 バイデン大統領訪問中

2022年7月13日水曜日、「大統領、これはアパルトヘイトです」と書かれた垂れ幕がベツレヘムでイスラエルの人権団体によって掲げられた。(AP)
2022年7月13日水曜日、「大統領、これはアパルトヘイトです」と書かれた垂れ幕がベツレヘムでイスラエルの人権団体によって掲げられた。(AP)
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15 Jul 2022 02:07:30 GMT9
15 Jul 2022 02:07:30 GMT9
  • ベツェレムは、イスラエルが継続的にパレスチナ人の人権を侵害していると主張
  • 米国大統領のラマッラー訪問に先立ち、ヨルダン川西岸地区に垂れ幕を設置

アラブニュース

ロンドン:イスラエルの人権団体、ベツェレムは、ジョー・バイデン米大統領の訪問中、イスラエルの「アパルトヘイト」制度に対する抗議活動を行っている。

大統領は14日、大統領に就任して初めての中東地域訪問でイスラエルに到着した。テルアビブに到着後、バイデン大統領は米国とイスラエルの関係が「かつてないほど深くなっている」と述べた。

大統領が、イスラエルの占領するヨルダン川西岸地区を訪問するのに先立ち、ベツェレムは、「これはアパルトヘイトです」と書かれた垂れ幕をパレスチナ自治区の都市、ラマッラーとベツレヘムに掲げた。バイデン大統領は自治政府のマフムード・アッバース大統領と15日、ラマッラーで会談する予定になっている。

ベツェレム事務局長のハガイ・エルアド氏は、米国がイスラエルによる人権侵害を繰り返し許容していると述べ、「(米国の)態度が変われば、(イスラエル)政権も変わる」と付け加えた。

ヒューマン・ライツ・ウォッチやアムネスティ・インターナショナルなど、他の人権団体もイスラエルがパレスチナ人に対してアパルトヘイトを行っていると非難しているが、イスラエル政府はこれを否定している。

アムネスティは2月に発表した報告書の中で、パレスチナ人は「劣等人種グループとして扱われ、組織的に権利をはく奪」され、「分離差別、追立て、締め出し等の残酷な政策の下」で生きることを強制されており、これは「人道に対する罪に相当するものである」と述べている。

報告書は更に、パレスチナ人は、「大規模な」土地・不動産の没収や非合法殺人、「強制移住」や移動制限の対象になっていると述べている。

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