
ハルツーム:日曜日、クーデターの指導者、アブドゥルファッターフ・アル・ブルハン将軍に反対する民主化勢力が計画する抗議集会を前に、多数の警察官と兵士が首都ハルツーム中に配置された。
治安部隊はハルツームと郊外を結ぶ、ナイル川にかかる橋を封鎖したとAFP記者が報じた。
デモの参加者はひるまず、通りを大人数で埋め尽くすと明言している。先週早くに終わったイスラム教の祝日、イード・アル・ハドハーの間続いた、比較的平穏な時期に続く出来事である。
デモ隊は10月のブルハン氏による権力掌握に反対しており、またハルツームからおよそ450キロ南にある南部の青ナイル州で激しい戦闘が起きていることを強調している
最近のクーデターにより、スーダンでは民政への移行が反故となり、その後ほとんど毎週のように抗議集会と治安部隊による弾圧が繰り返されている。これまでに少なくとも114人が死亡したと民主化勢力の医師は語っている。
医師によると、数万人が集まった6月30日のデモでは9人が殺され、死者が出たことで運動は再び活性化した。
7月4日には、ブルハン氏は予想外の動きを見せて、文民政権に道を譲ると表明した。
しかし、スーダンの主要な市民組織はこれを「計略」として拒否し、依然として将軍の辞任を求めている。
彼らは、2020年に和平協定を結んだ、現在権力の座にある軍上層部とかつての反政府勢力の指導者たちが、私欲のために民族間の緊張を高めていると非難している。
保健省によると、日曜日、青ナイル州では、アル・ロゼレスの町で敵対する民族間の暴力により、少なくとも33人が死亡し、100人以上が負傷した後、軍が配置されたという目撃情報がある。
青ナイル州のゲリラ兵たちは、1983年から2005年のスーダン内戦では独裁的な元大統領、オマール・アル・バシール氏と戦い、2011年にも再び武器を取った。
バシール氏は2019年に追放されている。その翌年、暫定政権が青ナイル州や内戦で荒廃した西部のダルフール地方を含む主要な反政府勢力との間で和平合意に達した。
現在の青ナイル州での流血は、地元の二つの部族、ベルティとハウサの間で起きている。
AFP