
アラブニュース
ロンドン:国連のイエメン担当特使ハンス・グルンドベルグ氏は24日、フーシ派がタイズの住宅地を攻撃して子供1人が死亡、10人が負傷した件について非難した。
攻撃により11人の少年少女が負傷したが、大部分は10歳未満だった。1人の少年が怪我が原因でその後死亡したほか、危篤状態の子供もいる。
「紛争当事者は国際法において市民を守る義務がある。子供を殺害し、負傷させたことは特に非難に値する」とグルンドベルグ特使は述べた。
イエメンでは今年4月に停戦が発効し、最初の2か月が経過した後に延長された。停戦期間中に攻撃が起きたことに特使は警戒感を示した。
「タイズの住民は戦争の7年間で大きな影響を受けてきた。あらゆる面において、彼らもまた停戦の遵守を必要としている」
「私は引き続き、停戦の延長について当事者に働きかけ、国内全土のイエメン人が被害を受けることなく、自由に移動できるようにする。そうしたことが実現することを願っている」と特使は述べた。