
アラブニュース
ドバイ:UAEでは、東部と北部の地域を豪雨が襲い、数千人が自宅から避難したと、内務省(MoI)が声明で発表した。
同国の北部と東部を襲った2日間の豪雨により、4225人に避難が必要になった。
国家緊急危機・災害管理庁(NCEMA)は28日、20のホテルで1885人以上の受け入れ準備が整ったと発表した。
シャルジャ首長国、ラアス・アル・ハイマ首長国、フジャイラ首長国が最も被害を受けた地域となった。
ネット上で出回っている動画には、特にシャルジャ、ラアス・アル・ハイマ、フジャイラで、ほぼ完全に水没している車が映っている。
国立気象センターは先立って、雨が続き、国の東部と山間部の一部の谷で洪水が発生する危険性を知らせる安全警報を発出した。
NCEMAは、被災地に水汲みタンクを提供するため、関係当局と連携を行っており、潜在的な危険を防止し、国民の安全を確保するため、気象状況を注意深く監視していると述べた。
シャルジャ、ラアス・アル・ハイマ、フジャイラの民間および公的機関の非エッセンシャル・ワーカーは、29日までリモートで勤務するよう求められたと、エミレーツ通信社が報じた。
一方、オマーンでは、ムサンダム特別行政区マダ県の谷があふれたことを受けて、警察航空隊とオマーン空軍が、自宅や車で身動きが取れなくなった数百人を避難させたと発表した。
オマーン通信によると、マダには避難を余儀なくされた人々を収容するシェルターが設置されたと、オマーン通信社は報じた。