

アラブニュース
リヤド:サウジアラビアは日曜日、イスラエル人入植者がアル・アクサ・モスクの中庭を襲撃したことを「重大な国際法違反」として非難した。
サウジ外務省は声明で、国際社会に対し、エスカレーションを止め、パレスチナ市民に必要な保護を提供するよう呼びかけた。
サウジアラビアは、この攻撃はエルサレムの聖地の神聖性を侵害するものであり、今週ガザでのエスカレーションでパレスチナ人29人以上が死亡し多数が負傷した中で、緊張を煽り暴力を長引かせる要因になるとしている。
ヨルダンもまた、アル・アクサ・モスクにおけるイスラエルの侵害行為を非難し、「(モスクの)神聖性を尊重し、歴史的・法的現状を変更することを目的とした措置を停止する」ようイスラエルに促した。
ペトラ通信に掲載された声明の中で、外務・国外居住省のハイサム・アブ・アルフール報道官は、聖地の運営はエルサレムのヨルダン運営ワクフ(寄進)およびアル・アクサ事務局の独占的な管轄下にあることを強調した。
同報道官は、イスラエルの行為を「歴史的・法的現状と国際法の侵犯」とし、事務局の権限を軽視するものであると述べた。
カタール外務省は非難声明の中で、「挑発行為」はアル・アクサ・モスクの歴史的・法的現状を変更しようとする試みの一環であるとし、国際社会に対し、進行中の紛争を「宗教戦争」に変えようとするイスラエルの試みを止めるよう呼びかけた。
同省は、最近のガザへの攻撃と重なる挑発的な違反行為は、「危険な暴力のエスカレーション」につながると述べている。