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ヨルダン川西岸地区のパレスチナ人向けトルコ便、8月末運航開始へ

ラモン国際空港は、イスラエルの紅海のリゾート地エイラートと、隣接するヨルダンのアカバ港から上方に約18キロメートル離れた場所にある。(AFP/ファイル)
ラモン国際空港は、イスラエルの紅海のリゾート地エイラートと、隣接するヨルダンのアカバ港から上方に約18キロメートル離れた場所にある。(AFP/ファイル)
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10 Aug 2022 12:08:48 GMT9
10 Aug 2022 12:08:48 GMT9
  • 米国大使館の広報担当者はロイターに対し、「パレスチナの人々の渡航促進の取り組みを歓迎する」と述べた
  • しかし、イスラエルによって日常的に移動が制限されているパレスチナ人の代表らは、自分たちはこの決定の当事者ではないと述べた

エルサレム:イスラエル占領下のヨルダン川西岸地区のパレスチナ人に対し、紅海のリゾート地エイラートに近いラモン国際空港からトルコの目的地までの特別便を提供すると、イスラエル空港庁が27日に発表した。

この動きは、イスラエルがパレスチナ人に対して行った最新の措置であり、長らく停滞していた和平交渉の復活とパレスチナ独立国家の樹立の見込みが薄れたとして、パレスチナ人の渡航を緩和するよう米国が圧力をかけたことを受けたものである。

米国大使館の広報担当者はロイターに対し、「パレスチナの人々の渡航促進の取り組みを歓迎する」と述べた

しかし、イスラエルによって日常的に移動が制限されているパレスチナ人の代表らは、自分たちはこの決定の当事者ではないと述べた。

パレスチナ解放機構(PLO)の幹部であるワセル・アブ・ユセフ氏は、「この件に関して、誰も私たちに相談しませんでした」と述べた。「私たちが求めるのは、アル・クッズ国際空港をパレスチナ国の空港として営業するために返還することです」

1967年の第三次中東戦争でイスラエルが占領した地域のパレスチナ人は、特別な許可なくイスラエルのベン・グリオン国際空港から飛行機で移動することができない。彼らは通常、国際線に乗るためにヨルダンに移動するが、この移動には検問所を通過する必要があり、数時間かかる場合がある。

試験的なプログラムでは、8月末からイスタンブールとアンタルヤに週2便、トルコの航空会社アトラスグローバル社とペガサス航空で、エアバスA321型機で運航すると空港当局が発表している。

このフライトは、ガザから来るパレスチナの人々には提供されない。

2019年に開港したラモン国際空港は、エルサレムから約300km(185マイル)の距離にあり、テルアビブ近郊のベン・グリオン国際空港からルート変更した飛行機を受け入れられるよう設計されている。

ライアンエアー、ウィズエアー、ルフトハンザなどの海外航空会社は、イスラエルが2015年から航空会社に対し海外からの直行便に乗って来た乗客1人当たり60ユーロ(61ドル)を給付するようになってから、冬季に古いエイラート空港に直行便を飛ばすようになった。

しかし、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の大流行により、そうした便はほとんどストップしてしまった。

空港当局によると、近日中にエイラートからヨーロッパの様々な都市への夏季のフライトが初めて開始されるとのことである。イスラエルのアルキア・イスラエル航空のバトゥーミ(ジョージア国)とラルナカ(キプロス共和国)、ポーランドの航空会社エンターエアーのワルシャワとカトヴィツェなどが含まれる。

10月にはペガサス航空が週4便でイスラエルからトルコに飛ぶと空港当局が発表している。

ロイター

 

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