
アラブニュース
ドバイ:アラブ首長国連邦(UAE)は30日、2022年FIFAワールドカップ・カタール大会を観戦するファンが、「ヘイヤ」ビザプログラムを通して同国に複数回入国できるようにする、と発表した。
観戦希望者は11月1日以降、27ドルを支払って観戦に必要なヘイヤ(Hayya)カードを申し込めるようになる。
UAEは、FIFAワールドカップを開催するカタールを支援するというミッションの一環として、複数回入国可能な観光ビザのオプションを提供する。これにより、ファンは90日間に渡って、UAEに何度でも入国することが可能になる。
「アイデンティティ、市民権、税関、港湾保安の連邦当局は、このプログラムには、ビザの発行日から最長で計90日間有効なUAEへの複数回入国ビザの付与が含まれていると説明した」。WAMはこのように報じた。
また、WAMによると、現行制度のビザに列記されている条件、手続き、通常手数料に従って、さらに90日間、ビザを延長することも可能だという。
WAMによると、ビザ免除国の国民は、現行の手続きに従ってUAEに何度も入国・滞在できるため、複数回入国のためにヘイヤカードを申請する必要はない。
ヘイヤカードの保有者は、ウェブサイト(www.icp.gov.ae)で「Smart Channels」を選択した後、「Public Services」を選択することにより、複数回入国観光ビザを申請することができる。
さらにその後、「Hayya Card Holders」Visa(「ヘイヤカードホルダーズ」ビザ)を選択し、詳細情報と書類に記入し、適用される手数料を支払う必要がある。