
アラブニュース
ジェッダ:土曜日にサウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子が、湾岸地域の2日間の訪問を開始するため同国に到着したドイツ首相のオラフ・ショルツ氏をジェッダで迎え入れたとサウジ報道局が伝えた。
アルサラム宮殿で開かれたこの面談で、ムハンマド皇太子はドイツ首相の同国への訪問を歓迎し、サルマン国王からの挨拶の言葉を伝えた。一方、ショルツ氏は同国への訪問および皇太子殿下との面談の機会を持てたことに対し、喜びを語った。
両者は、サウジアラビアの「ビジョン2030」に基づき、同国とドイツの2国間協力とその更なる発展の可能性について協議したほか、2国間の関係性および連携分野についての意見を交わした。
この歓迎会では、最新の地域情勢と国際情勢、および国際的な安定と平和の実現に向けた取り組みについての話し合いが行われた。さらに、両者は多くの課題と共通の懸念事項に対する見解について意見を交換した。
また、皇太子殿下とドイツ首相はサウジアラビアとドイツの財界代表団と面会した。
その後、ムハンマド皇太子はドイツ首相との会談を兼ねた昼食会を開いた。
複数の財界の代表者を含む大勢の使節団を連れたショルツ氏は、アラブ首長国連邦とカタールも訪問したのち、日曜の夜にベルリンへ戻る予定である。