アラブニュース
ドバイ:イエメン政府は、イランがイラクのクルド自治区を攻撃したことを非難した。同地域では13人が死亡したと伝えられている。
イエメン国営のサバ(SABA)通信で発表された外務省の声明によると、イエメンは、イランが「国内騒乱を理由に外部の危機を引き起こそうとする悲惨な試みで地域の安全と安定」を標的にしていると非難した。
また、同声明では、イラン政府はイラン国民によるイラン政府に対する「新たな革命から注意をそらそうとしている」と述べられている。
「この件については、イエメン政府は、イラン政府による同胞であるイラン国民に対する過剰な武力行使と残虐な弾圧に大きな懸念を抱いており、イエメン政府が自由、尊厳、平等な市民権に対する正当な権利を達成しようとする国民とその願望を支持することを確約する」と同声明は付け加えている。
イラクの国営通信社は、イラクのクルド自治区のエルビルとスレイマニヤ近郊で発生した攻撃の結果、58人が負傷したと報告した。
イラン当局が特に北西部を中心に現在イランを揺るがしている騒乱に、クルド自治区のクルド人武装勢力が関与していると非難した後、イランは攻撃を開始した。