イスタンブール:トルコでは2日、数百人の抗議者が街頭に立ち、イランの悪名高い道徳警察による若い女性の逮捕後の死に端を発した、女性主導のデモに対するイランの取り締まりを非難した。
イスタンブールでは、テヘランの政権に反対し、イラン人女性を支援するスローガンを唱えた数百人の人々の中に、多くのイラン人が含まれていた。
女性たちは、赤いバラ、イランの国旗、「女性、命、自由」と書かれた看板を持っており、これは先月、22歳のクルド系イラン人、マフサ・アミニ氏の死によって引き起こされた、イランを揺るがす抗議活動のスローガンであった。
クルド人が多数を占める南東部の都市ディヤルバクルでは、約200人が取り締まりで死亡したイラン人女性の写真と、クルド語で「女性、命、自由」というスローガンが書かれた大きな横断幕を振りかざして集まったと、AFPの特派員が報道した。
ソーシャルメディアに掲載され、AFPが確認した画像によると、数百人が参加したイラン人女性との連帯のためのデモは、1日の夕方に西部の都市イズミルでも開催されたという。
イランでは2週間前の抗議活動開始以来、少なくとも92人が殺害されたと、ノルウェーに本拠を置くNGO「イラン・ヒューマンライツ」が1日に発表した。
AFP