
ゴブラン・モハメド
カイロ:カイロ国際空港の税関職員らは、サウジアラビアから到着したエジプト人乗客が隠し持っていた大量の金塊と金製ジュエリーの密輸を阻止した。
税関職員らはまた、サウジアラビアから到着した別の乗客が隠していた遠隔測定装置数点の密輸も阻止した。
税関当局によると、エジプト人乗客の荷物がX線検査にかけられた際、職員らが1個100グラム、計10個の金塊と、計167グラムの金製ジュエリー2セットを発見した。
税関は、同乗客はサウジアラビアから到着した時、押収物を荷物の中に隠していたと付け加えた。
乗客は税関職員らを欺いて金塊を密輸し、それらを売却して物質的な利益を得ようとしていたという。
この乗客に対し税関の押収報告書が作成され、当局が法的措置をとることとなった。
また別の件では、エジブト人乗客の荷物をX線検査にかけたところ、同じものが繰り返し映り、さらに詳しく調べたところ、高価な遠隔測定装置が17台入っていることが判明した。
カイロ国際空港の税関によると、そのエジプト人乗客が、税関職員を欺くため、故意に遠隔測定装置を隠し、密輸して売却し物質的な利益を得ようとしていたという。
カイロ国際空港ターミナル1の税関長は、その乗客に対し法的措置をとり、税関押収報告書を作成することを決定した。
カイロ国際空港の税関は、これらの措置は、関税局長官Shahat Al-Ghatouri氏による税関検査場の管理の強化、密輸阻止の指示に基づき、実施するものだと述べている。