
イスタンブール:トルコの国営通信社は、日本での汚職裁判を逃れ、逃亡中の実業家であるカルロス・ゴーン被告がイスタンブール空港経由で逃亡するのを助けたとして告発された2人の男性の画像を公開した。
国営通信社アナドルによると、木曜日に初めて公開された防犯カメラの画像は、イスタンブール空港の入国管理でのマイケル・テイラーとジョージ・アントワーヌ・ザエックを映している。
ウォール・ストリート・ジャーナルは、テイラーを、現在、民間警備業者として働いている元米軍特殊部隊の工作員だと説明した。
日産自動車前会長であるゴーン被告は、オーディオ機器の箱の中に隠れて日本から逃亡し、後にレバノンで記者会見を行った。
彼は脱出の詳細に関してコメントすることを拒否した。
トルコ警察は、彼が小規模なアタチュルク空港で徒歩で降機し、レバノン行きの別の民間ジェット機に乗り換えたと伝えている。
アナドルのレポートは、テイラーとザエックは日本からトルコまでゴーン被告に同伴したが、その後、町を横断してイスタンブールの主要空港に移動し、レバノン航空でベイルート行きの別のフライトに乗ったことを示唆している。
トルコは、ゴーン被告が使用した民間航空会社MNGの従業員を含む5人を、脱出の調査の一環として逮捕した。
同社は、ジェット機が脱出で不正利用されており、刑事告発を行ったと述べている。
AFP