ハルツーム:スーダンの治安部隊は11月8日火曜日、首都ハルツームで数千人の民主化推進デモ隊と対峙し、催涙ガスを噴射した。
デモ参加者は「軍事政権に反対」と唱えながら大統領府に向かって行進し、昨年の軍のトップのアブドゥルファッターフ・ブルハン将軍率いるクーデターが民政移管を頓挫させたことを糾弾していた。
ブルハン氏は2021年10月に権力を掌握し、長年の独裁者オマル・バシールの2019年の失脚を受けて任命された文民の指導者たちを逮捕し、スーダンを政治・経済危機に陥れた。
「軍事政権を倒し、文民政権を後任に就けるまで、私たちは止まりません」とデモ参加者のハディア・ムハンマド氏は語った。
「革命の目標である自由、平和、正義を達成するまで、私たちは通りを離れることはないでしょう」と、同じく活動家でスーダン国旗をまとい、身を守るための黄色いヘルメットをかぶったサメル・オマール氏は述べた。
目撃者によると、ハルツームの南にあるワドメダニ市と東部のゲダレフでも数千人がデモを行った。
2021年のクーデター以来、治安部隊はほぼ毎週デモを取り締まっており、民主化運動の医療関係者によると、少なくとも119人が死亡している。
軍の権力掌握以来、活動家たちは、バシール政権時代の一部の忠実な人物たちは、元独裁者を現在審理している司法をはじめとする公職に任命されたとして警告を発している。
AFP