
2022年11月22日火曜、イスラエル外務省は、日本との二国間貿易を35億ドル相当以上に押し上げる効果が期待される自由貿易協定の調印に向け、日本と話し合いを進めることに合意したと発表した。
発表によると、第1フェーズではイスラエルと日本の外務省および経済産業省の代表らが会合を行う。
同省によると、2021年のイスラエルから日本への輸出高は12億4100万ドル相当で、2020年から8%上昇しているという。
また、イスラエルの日本からの輸入高は2021年に23億3300万ドルに達し、2020年から10%上昇したという。
イスラエルのヤイール・ラピード首相はこの動きを外交上の成果として歓迎した。
ギラッド・コーヘン駐日イスラエル大使は声明で「関税の引き下げ、イスラエルに輸入される日本車の販売価格の低下、イスラエル製品の日本への輸出拡大につながる意味のあるプロセスだ」と述べた。
ロイター