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イラク、イランとトルコとの国境沿いに連邦軍を再配備へ

イラク当局は、「イランとトルコとの国境沿いに、イラク国境警備隊を再配備する計画を立てる」ことを決定した。(AFP、資料写真)
イラク当局は、「イランとトルコとの国境沿いに、イラク国境警備隊を再配備する計画を立てる」ことを決定した。(AFP、資料写真)
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24 Nov 2022 10:11:52 GMT9
24 Nov 2022 10:11:52 GMT9
  • この発表は特に、公にそのような動きを促していたイランに対してのものとみられる

バグダッド:イラク政府は23日、イランおよびトルコとの国境沿いに連邦警備隊を再配備する予定だと発表した。隣接する両国から、イラクのクルド自治区の反体制派に対し、度重なる砲撃があったことを受けた動き。

この発表は特に、公にそのような動きを促していたイランに対してのものとみられる。

イラクのムハンマド・シア​​・アル・スダニ首相が管掌する政府の安全会議の後に発表された声明によると、イラク当局は、「イランとトルコとの国境沿いにイラクの国境警備隊を再配備する計画を立てる」ことを決定した。

声明は、この計画が「クルド自治政府および(クルド人治安部隊ペシュメルガを担当する)ペシュメルガ省と連携して行われる」とも述べており、クルド地域軍について言及している。安全会議には、そのクルド地域軍のトップも同席していた。

イラク・クルド自治区の国境は現在、ペシュメルガが警護しているが、首都バグダッドの連邦国防省の指示のもとで活動している。

イランは、テヘランの道徳警察に逮捕された22歳のクルド系イラン人、マフサ・アミニさんが9月16日に死亡したことにより引き起こされた激しい抗議行動について、国外勢力と亡命クルド人グループが扇動したと非難している。

イランのホセイン・アブドラヒアン外相は23日、同国政府は海外からの「脅威」に対抗して行動し続けると警告した。

同外相は、イランのイラク・クルド自治区内での軍事作戦は、イラク軍が国境に配備され、「イランが自国領土の一体性を守るために行動する必要がなくなる」まで、継続されると述べた。

今週初め、イラン外務省のナセル・カナニ報道官は、イラク政府が「共通の国境に国境警備隊を配備し、イランが脅威をはねのけるために他の抑止手段をとる必要がないようにする」ことを望むと表明した。

ペシュメルガの代表団は22日、バグダッドでイラク内務省および国防省の代表と会談した。

クルド当局の声明によると、「(会談で)彼らは、国境警備の強化に向けた戦略と、近い将来に実施される手続きについて決定した」という。

クルド自治区の外国メディア対応責任者であるローク・ガフリ氏も23日、AFPに対し、「クルド自治政府は、国境での援軍としてペシュメルガ部隊を派遣する予定」だと述べた。

イラクのクルド自治区には、1980年代からイラン系クルド人の反体制グループがいくつか存在しており、過去にはイラン政府に対し武装蜂起したこともある。

近年、そうしたグループの活動は鎮静化していたが、イランでの新たな抗議行動の波により、再び緊張の度を高めている。

トルコ政府は20日、11月13日にイスタンブールで起きた非合法組織クルド労働者党(PKK)の仕業とする爆破事件を受け、軍事作戦「クロー・ソード作戦」の一環として、イラクとシリアの一部のクルド人武装勢力を標的とする空爆を開始している。

AFP

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