
アラブニュース
ドバイ: アラブ首長国連邦(UAE)のムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン大統領は、国民1900人に対する8億1700万ドル相当の住宅ローン支援を命じた。
2022年の3回目の住宅支援は、12月2日のUAEの第51回建国記念日に合わせて行われ、今年の住宅支援総額は約20億ドルに達し、4000人以上の国民に恩恵をもたらした。
エミレーツ通信社(WAM)は「住宅支援は、社会の安定を確保し、生活水準を向上させ、国民がUAEの将来に利益をもたらす強固で安定した家族を育てることができるようにするという指導部のコミットメントを反映している」と伝えている。
今回の住宅支援策には、住宅ローンのほかに、国内の退職した人や、死亡した負債主家族に対するローン返済免除などが盛り込まれている。
建国記念日に先立ち、UAE大統領は1,214人の国民に対し、1億4600万ドル以上の債務免除を行っている。
WAMが先に報じたところによると、不良債務救済基金は、17の銀行で国民が負っている債務を精算すると発表している。