
アラブニュース
ジェッダ:イスラム協力機構(OIC)は、国連総会がパレスチナと中東に関する5つの重要な決議を採択したことを歓迎した。
この決議には、イスラエルに対し、「パレスチナ占領地の人口構成、性質、地位を変更する」ことを目的としたすべての行動を停止するよう求める文言が含まれている。
総会では、「パレスチナ人の不可侵の権利、国連事務局におけるパレスチナ人民権利部」に関する委員会の任務と作業、パレスチナ問題に関するメディアプログラム、パレスチナ問題に対する「平和的解決」の基本原則に関連する決議が採択された。
また、イスラエル建国後の1948年にパレスチナ人が故郷を追われた「ナクバ(大災厄)の日」を記念する決議も採択された。
パレスチナ国の常駐オブザーバーは、イスラエルの例外主義が国連総会で指摘されたイスラエルの最悪の性向を強化しただけだと、議論の中で述べた。
「本日、総会はついにパレスチナ人を襲った歴史的不正を認め、ナクバの日の75周年を総会ホールで記念することを決定する決議を採択するでしょう」とパレスチナ国の常駐オブザーバーは付け加えた。
一方、国営サウジ通信(SPA)は、OICがこれらの決議の支持と提唱に貢献した国々の国際法へのコミットメントと真実・正義・平和の原則に基づく歴史的な立場に沿っていることを確認し、各国の立場を賞賛した、と報じた。