
モハマド・シャマー
カイロ:ワクフ省によると、今年エジプト全土で過去最多となる1,200のモスクが新設された。
同省のアイマン・オマール次官はアラブニュースに対し、新設された1,200のモスクの一部は同省から資金提供を受けたもので、他のモスクは政府の監督下で民間により建設されたと説明した。
また、アイマン・オマール次官は、2020年9月以降、エジプトでは2,712のモスクが新設され、さらに404のモスクが改装されたという。
2014年6月にアブドゥルファッターハ・エルシーシ大統領が就任して以来、102億エジプト・ポンド(4億ドル)をかけて、現在合計9,600のモスクが建設または改修されている。
省庁職員のシェイク・ラフィ・アルサイード氏によると、現在2,451のモスクがワクフ省に属しており、そのうち1,391は「仮設」だという。
「カイロは『千のミナレットの街』と呼ばれ有名だが、今ではそれ以上の数になっている」と同氏は付け加えた。
同省は国内のモスクを管理するほか、慈善事業も行っている。2022年だけでも3億3,000万エジプト・ポンド以上を社会奉仕に費やしたとアルサイード氏は主張した。
同省の最近の声明によると、同省は貧困家庭の少女1,000人の支援に3,000万エジプト・ポンド、小規模畜産家に繁殖可能な牛を提供するために2,000万エジプト・ポンドを費やしたという。