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イラクのサリフ大統領、ダボスにおいて外国の駐留部隊の縮小についてトランプ大統領と会談

ダボスで開かれた世界経済フォーラムにおいてイラクのバルハム・サリフ大統領と会談するドナルド・トランプ大統領(ロイター)
ダボスで開かれた世界経済フォーラムにおいてイラクのバルハム・サリフ大統領と会談するドナルド・トランプ大統領(ロイター)
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23 Jan 2020 12:01:19 GMT9
23 Jan 2020 12:01:19 GMT9

バグダッド: 今月初旬、同国に駐留する米軍の撤退を求めるイラクの要求をアメリカが拒絶したことを受けて、イラクのバルハム・サリフ大統領は水曜日、ダボスにおいてドナルド・トランプ大統領と会談し、イラクに駐留する各国部隊の削減について話し合った。サリフ大統領自身が明かした。

発表によると、「会談の中では、各国部隊の縮小ならびに国の主権を守るためにイラク国民の要求を尊重することの重要性が話し合われた。」

イラク議会は1月5日、アメリカの空爆によってイランのカセム・ソレイマニ司令官ならびにイラクの民兵組織のアブ・マーディ・アル-ムハンディ司令官が殺害されたことを受けて、イラク国内に駐留する各国軍を撤退させるよう政府に求める拘束力のない決議を可決した。

ソレイマニ司令官の殺害に対する報復としてイランはアメリカ軍が駐留するイラク国内の2つの基地に弾道ミサイル攻撃を加えており、イラクにおける外国勢力、とりわけイランとアメリカの影響が浮き彫りとなった。

イラクのアデル・アブドゥル・マーディ首相はアメリカに対し、イラク議会の決定にしたがって駐留アメリカ軍の撤退を準備するよう求めていたが、アメリカ政府はこの要求を一蹴した。

アメリカ政府はその後、「この地域における責任分担を正すため」にイラクでのNATOの任務の拡大の可能性を探ると発表した。

Reuters

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