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レバノン暫定首相、国連活動に従事中のアイルランド軍兵士の殺害犯「処罰」を約束
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17 Dec 2022 05:12:29 GMT9
17 Dec 2022 05:12:29 GMT9
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- 14日、1名の兵士が射殺され、もう1名は重体となった
ベイルート：12月16日、レバノンのナジーブ・ミカティ暫定首相は国連平和維持活動に参加していたアイルランド軍兵士が2日前に殺害された件に関与した人物は「処罰されるだろう」と述べた。
14日遅く、1名の兵士が射殺され、もう1名は重体となった事件は、レバノン南部で兵士たちの乗った装甲車両が反感を持つ群衆に取り囲まれた際に発生したと、アイルランド防衛相が15日に明らかにした。
レバノン南部はイランの支援を受ける強力な武装組織であり、一大政党でもあるヒズボラの拠点である。ヒズボラは今回の事件への関与を否定し、住民と国連部隊との間の「不測の出来事」だったと述べた。
だが、アイルランドのサイモン・コヴェニー外相兼防衛相は国営放送RTEに対し、関与を否定するヒズボラの発言は受け入れがたいと語った。
「完全な調査が行われてすべての真実が明らかにされるまで、どのような説明も受け入れることはできません」とコヴェニー氏は述べた。
コヴェニー氏によると、国連レバノン暫定駐留軍（UNIFIL）に所属する2台の車両がレバノン南部を走行中にはぐれ、その後銃撃を受けた。
先にコヴェニー氏は「ここ数か月、当地ではヒズボラとUNIFILの間で緊張が高まっていた」と発言していたが、殺害は「想定外」だったとも述べていた。
レバノン暫定首相はこの事件の捜査が進行中だと述べ、レバノン外相は15日遅くにコヴェニー氏から調査支援のための代表団派遣の申し出を受けたことを明らかにした。
16日、ミカティ氏とレバノンの陸軍司令官は同国南部にあるUNIFIL本部を訪問し、弔意を伝えた。ミカティ氏は平和維持軍の任務拡大を決めた2006年の国連決議に従うというレバノンの立場をあらためて表明した。
ロイター
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