チュニス:チュニジアの人権団体は、機能不全の難民キャンプから避難してきていた移民グループを本国送還するという「抑圧的かつ非人道的な」政府の決定を非難した。
チュニジア社会的・経済的権利フォーラム(FTDES)の Romdhane Ben Amor 氏によれば、エジプト、ニジェール、ナイジェリア、スーダン出身の男性25 人は、2011 年にリビアで発生した暴力事件を逃れ、その後チュニジアに亡命を求めていたが、彼らの要求は拒否された。
同氏は、彼らを本国送還すれば「彼らの命は危険にさらされる」だろうと述べた。
チュニジアの内閣は23日、「チュニジアに不法滞在している移民グループを可能な限り早く」追放することを承認した。政府が声明で伝えた。
2017年以降、移民たちは首都チュニス郊外の街マルサにあるユースセンターに住んでおり、「断固として退去を拒否」することで「センターの活動を妨げている」。政府はこう付け加えた。 30歳から32歳の移民たちからなるこのグループは、チュニジア南部のチョウチャ難民キャンプから避難してきた後、ユースセンターに移動した。FTDESは25日の声明でこう伝え、「抑圧的かつ非人道的な政府の決定に対する憤り」を表明した。
AFP