
ゴブラン・モハメド
カイロ:カイロ国際空港を経由して、刃のある武器と麻薬、外貨を密輸しようとする企てを、エジプトの税関の職員が阻止した。
カイロ国際空港の税関当局は、外貨(何かは明らかにされていない)と麻薬、刃のある武器を所持していた乗客2人を拘束した。
先日、グリーンラインゲートから出ようとした密輸容疑者1人が逮捕された、と当局者は発表した。
当局がその容疑者のかばんをX線装置に通すと、衣服に隠された、刃のある武器が見つかった。
そのかばんを人の手で調べると、麻薬、刃のある武器、そして1万ドル以上に相当する外貨が見つかった。
同じ便の乗客の通関手続きを行っていたときに、最初の乗客と関係がある別の乗客が、違法薬物リストに含まれる薬物を47錠所持していることが分かった。同港の税関が発表した。
その乗客はまた、法定限度額を超える1万ドルと50ユーロ(53ドル)を所持していた。
当局は同港の犯罪捜査部門と協力し、その2人の乗客を送検した。
一方、カイロ空港第2ターミナル第1部の税関職員は、エジプトの法律に違反して多数の麻薬の錠剤、金属製の刀剣、鋭利な刃の付いた短剣を密輸しようとする企てを2件阻止した。
最初の事件では、到着ロビーにいた税関委員会の監視員が、税関委員会のゲートから出ようとする不審なエジプト人乗客に気付いた。
その男は、ドイツのフランクフルトからエジプト航空の飛行機に乗ってカイロに来ていた。
当局がその男のかばんをX線装置に通すと、刀剣や短剣などの金属性の物品が見つかった。
これらの物品は刃のある武器に分類されており、1954年に制定されたエジプト法第394条で禁止されている、と当局者は話した。