
パルウィズ・カロカイル
カブール: 11日、カブール中心部にあるアフガニスタン外務省の外で爆発があり、少なくとも5人が死亡した。警察が発表した。
多くの職員が庁舎を出る時間帯に、外務省に通じる門の前で爆発が起きた。
保安要員はその区域に非常線を張った。
カブール警察のハリド・ザドラン報道官はアラブニュースに対し、爆発は午後4時に外務省の前の道路で起きたと話した。
「この爆発で、少なくとも5人の民間人が死亡し、複数人が負傷した」とザドラン氏は、後で報道機関宛てに出した声明の中で付け加えた。
どの組織も、11日の爆発の直後には犯行声明を出していない。
この爆発と時を同じくしてタリバンは、1月4日にカブールと他の2つの州で急襲作戦を行い、武装勢力のメンバーを複数人殺害し、複数人を拘束したと発表した。
この作戦の標的は、カブールで最近行われた目立った攻撃の背後にいるとされている「危険で重要なダーイシュのネットワーク」だった、とタリバンは発表した。
「イスラム国ホラサン州」(Daesh-K)として知られるダーイシュの地域組織は、12月2日に行われたパキスタン大使館への攻撃の犯行声明を出した。
パキスタン政府関係者は、その攻撃は駐アフガニスタン・パキスタン大使を暗殺しようとする企てだと述べた。
12月11日にはダーイシュの武装集団が、カブール中心部にある中国人ビジネスマンが利用するホテルを襲撃した。
数時間に及ぶ銃撃戦で襲撃者は死亡し、外国人2人を含む21人が負傷した。
1月2日、ダーイシュは、カブールの軍用飛行場の外で起きた爆発の犯行声明を出した。
その爆発で、タリバン治安部隊の複数の隊員が死傷した。