• シリアで死亡した人を含めた死者数は、合わせて5万4000人以上に上っている

アンカラ：先月の大地震によるトルコでの死者数は48,448人に上ったとスレイマン・ソイル内相が13日に発表し、当局は災害で家を失った人々を長期的に収容するためのコンテナ都市の建設を急いでいる。

シリアで死亡した人を含めた死者数は、合わせて5万4000人以上に上っている。

地震に見舞われた県の一つであるマラティヤで記者会見したソイル氏は、トルコでの犠牲者の中には6,660人の外国人、その多くはシリア人が含まれていると述べ、当局は未だに1,615人の犠牲者の身元確認を試みていると付け加えた。

この地震とその後の強い揺れにより、トルコでは11万5000人以上が負傷し、数百万人がテントで避難したり、他の都市への移住を求めたりしている。

タイップ・エルドアン大統領は、1年以内に住宅を再建することを公言しているが、何千人もの人々がテントやコンテナ住宅を離れ、毎日食料を求め行列を作り、恒久的な住宅に移ることができるようになるまでには、かなりの年月がかかるだろう。

ソイル氏は、政府は被災した地域全域の239カ所に、できるだけ多くの家族のために115,585個のコンテナを設置する予定だと述べた。同氏は、これまでに23のサイトが建設され、21,000個のコンテナが設置され、85,000人がそこに住んでいると語った。

これとは別に、国連が任命した調査委員会は13日、地震後にシリア人への緊急援助の提供が遅れたのは、国連、シリア政府、その他の当事者に責任があると指摘した。

この疑惑は、シリアで約6,000人が死亡した地震の直後、主にトルコ国境に近い反体制派の支配する北西部で、国際機関が果たした役割に対する批判の声が高まっていることに追い打ちをかけている。

委員会のパウロ・ピンヘイロ委員長は声明で、「苦しみの中で多くの英雄的行為があったが、政府および国連を含む国際社会が、最も切実な状況にあるシリア人に対し、命を救う支援を迅速に指揮できないという重大な失敗も目撃した」と述べている。

また、当事者間で敵対行為の休止や救命のための援助を可能な限りのルートを通じて行うことに合意できなかったため、シリア人は「最も絶望的な時期に、自分たちを守るべき人々から見捨てられ、無視されている」と感じていると声明は述べている。

ロイター