
エルサレム:イスラエル軍は15日、今週初めに同国北部で爆弾ベルトを着用した容疑者を殺害したと発表し、レバノンのヒズボラ運動が関与している可能性を示唆した。
13日に射殺された襲撃事件の容疑者について、「ヒズボラのテロ組織との関与の可能性を調査している」と軍は述べている。
容疑者は、イスラエル北部で爆発物が爆発した後、同地域に設けられた国境検問所の一つ、ハイファから約35キロ(22マイル)離れたメギド交差点で車に乗っていたところを停止させられた。
軍は、容疑者がイスラエルの民間人が重傷を負ったその爆発に関与していると考えられると語った。
軍は記者会見で、「男は最初の攻撃で爆弾ベルトを使うことができたが、そうしなかった」と発表した。
また、男は自殺する前に、「おそらく別のテロ攻撃を行うことを狙っていたと推測される」とも付け加えた。
軍によると、襲撃の容疑者は、同国北部方面へ連れ戻してもらうため、運転手に迎えを頼んでいたとみられている。
運転手の身元は明らかにされていないが、現在取り調べ中であると軍は付け加えた。
AFP