
北京:中国外務省は7日、中国はパレスチナ問題の早期かつ適切な解決促進のために努力を続ける、とする同国の中東問題担当特使の発言を公表した。
中国は、イスラエルがパレスチナやレバノンと対立を深めていることを深く懸念しており、各方面、特にイスラエルに最大限の冷静さと自制を求める、と中国政府中東問題担当特使である翟隽(てき・しゅん)大使は北京で中東からの代表団と会談した際に語った。
イスラエル軍機は、ここ数日ガザ地区からイスラエルの町に向けて発射されたハマスによるものとされるミサイル攻撃に対抗して、6日夜から翌朝にかけガザ地区各地にあるハマスとイスラム聖戦のグループの軍事施設を爆撃した。
爆撃は、東部境界線付近の監視塔に加え、農地や空き地も標的としていた。
爆撃の間、パレスチナの諸勢力はイスラエルの町に向けて砲撃を行ったが、そのほとんどはイスラエルの防空システム「アイアンドーム」によって迎撃された。
*ロイター通信との共同記事