
アンマン:ヨルダンは、イスラエルのメディアがヨルダン領に落下したとするロケット弾を捜索している。
イスラエルのメディアは4月8日土曜日の夕方、シリアから占領下のゴラン高原に向けて2発のロケット弾が発射され、そのうちの1発が近隣のヨルダンに落下したと報じた。
また、別のイスラエルの報道機関は、軍の発表を引用し、少し前にシリアからゴラン高原に向けてロケット弾3発が発射されたと伝えた。
ロケット弾のうち1発は国境を越え、イスラエル北部の町メイトサー付近の空き地に落下したと軍は述べている。残りの2発はシリアを出る前に不発に終わり、1発はヨルダンに着弾したとの情報もある。
事件の内情を知るヨルダンの関係者は、引き続きロケット弾の捜索中であると述べた。匿名を条件に、同情報筋はアラブニュースに対し、ロケット弾はシリアとイスラエルとの北西の国境にあるイルビドのバニ・ケンスナ地区の空き地に落ちたと考えられると語った。
イスラエル軍によると、シリアとの国境に近いゴラン高原のイスラエル北部の町メイトサー付近の空き地で、ロケット弾の着弾警報が作動したという。軍は、原因についてはまだ調査中であると述べた。