アラブニュースジャパン

東京：ガザでのイスラエルの行動に対する抗議活動は土曜日も東京で続き、今回は以前よりも騒がしいものになった。

主に若いデモ隊のリーダーらは「パレスチナのために音を立てよう」と名付けたデモのために、ドラム缶、空き缶、バケツ、フライパン、お玉、マラカスなど何でも「音の出るもの」を持ってくるよう参加者たちに呼びかけた。

渋谷駅近くの繁華街で行われたこのデモはガザ地区でイスラエル軍がパレスチナ民間人に対して行なっている虐殺に関するさらなる情報を広めることを目的としていた。

参加者のうち数名は南アフリカの国旗をパレスチナ国旗の隣に掲げ、国際司法裁判所にイスラエルを訴えた南アフリカに感謝を表した。

有名なスクランブル交差点の隣にある渋谷広場には、ネルソン・マンデラの肖像画と、人々に対し、沈黙してはいけないと呼びかける標識が飾られ、ある看板には「私たちは沈黙しません」と書かれ、また別の看板には「あなたの沈黙は暴力です」と書かれていた。

雨の中、さまざまな国籍の若者たちがクーフィーヤをかぶり、「パレスチナは川から海まで自由になる」「黙れ、暗殺者め」「ネタニヤフよ、イスラエルよ、世界があなたがたを見ている」などとパレスチナを支援するスローガンを唱えた。

彼らはまた、ガザで民間人、そして病院や大学などの民間インフラを爆撃したイスラエル軍への供給業者であるイスラエル企業エルビットと協業している伊藤忠株式会社に対するボイコットなども呼びかけていた。